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トップページ > 展覧会 > 第13回ギャラリー個展 原田 祝 展
 

原田展バナー

開催日 2024年 1/23(火)-2/4(日) 
月-土:9時から21時  日・祝:9時から17時
会 場 御殿山生涯学習美術センター 1Fロビー
入場料 無料
内 容 展覧会に寄せて

この度、御殿山生涯学習美術センターに於いて個展の機会を頂きましたこと、関係者の方々に厚くお礼申し上げます。 私は子供の頃より、人一倍好奇心旺盛で“動くもの”“音が出るもの”“光るもの”が大好きで、我が家の“ゼンマイ式蓄音機、振り子式柱時計”等、 修理すると言って分解調整すると逆に調子が悪くなり、親によく𠮟られたものです。 中学~高校時代は、電気工作好きの友人の影響で「真空管式5球スーパーラジオ、アマチュア無線機」等を作り楽しんでいました。


本格的に木彫りを始めたのは25年程前、勤務会社役員の木彫り「聖観音菩薩像」を見せてもらった時より、仏像彫刻の魅力にはまりました。 早々「松久宗琳」の仏像彫刻の本を買い求め本格的に木彫りを始めました。 そしてリタイアした2015年からは、御殿山生涯学習美術センターの“木彫りを楽しむ同好会”「創美会」でお世話になっております。 今迄、木彫りに関して先生の下で習ったことの無い私を、ご指導・アドバイスを頂いたのは創美会の先輩そして仲間の方々です。 改めて感謝申し上げます。



私の作品は、素材をじっくり眺める時のひらめきから始まることが多くあります。 例えば「龍神さん」の場合、飴茶色の光沢のある大節の檜を銘木市で見つけ早々に買い求めました。 その年はコロナ禍の一年目で、先が全く見えない中、「人類は古代から疫病には苦しめられ続けていることを知ると共に、人類にとって疫病は終着の無い闘いである」ことも知りました

買い求めた檜の大節は、神頼みする龍神様に見えて来ました。感染予防の一つとしてソーシャルディスタンスが叫ばれる中、龍頭を彫り進むにつれて「人が龍に近づくと龍の目を赤く一定時間光らせ警告する」アイディアが生まれました。



その他、山を散策中に偶然、奇妙な形をした木を見つけて、ミミズク親子の止まり木とした「ミミズク一家」。 バーニングペンで文字を焼き付けた般若心経、また同じペンでアクリル板を焼き青色LED照明を付けた八坂の塔、人物の彫刻、等、バラエティーに富んだ作品を展示しております。

いずれも未熟で素人領域を超えない作品ですが、ごゆっくりご覧いただければ幸いです。


2024年1月 原田 祝



プロフィール
原田 祝 HARADA SYUKUSHI
1950年1月生まれ、広島県世羅郡の里山に生まれ育つ。
1968年~2005年 コンピューター保守サービス会社勤務。
2005年~2015年 ビル設備保守管理会社に転職後、電気主任技術者・ボイラー技士等の資格取得。
1980年より枚方市養父丘に在住
DM(案内状) 原田祝展チラシ(PDFファイルが開きます。)
主催 御殿山生涯学習美術センター
(指定管理者:枚方まなびつながりプロジェクト)
その他 ・特別警報・暴風警報発令等の気象条件、その他の理由により開催を予告なく延期または中止する場合がございます。
・開催中に記録用の写真撮影を行い、広報等に使用する場合がございます。予めご了承ください。
・駐車スペースには限りがあります。出来るだけ公共の交通機関をご利用下さい。また。満車時は近隣の有料駐車場をご利用下さい。      
お問い合わせ

050-7102-3135

開館時間:午前9時~午後9時まで(日曜、祝日は午後5時まで)
休館日:毎月第4月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始。