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アドベントクラフトを作ろう!


今年のクリスマスアドベントカレンダーとして、菅原生涯学習市民センターの1Fロビーに皆さんの作品を飾りませんか?
このページでは、10月に作品募集するまでの皆さんのアドベントクラフトの参考として、昨年度アドベントカレンダーで飾ったクラフトの作り方を中心に紹介していきます。


▶ アドベントカレンダー とは?

アドベントクラフト② レース糸で作る夢泡ライト


2回目は、MOKUの天井を飾っていたこともある「夢泡」を作って、ライトにしてしまおうという企画です。熱くならないLEDライトを使って、ペンダント型、スタンド型、イルミネーション用ライトの3種類にチャレンジ!

用意するもの


























レース糸
20番手の太め糸が作りやすいです。
ラメ入りだとキラキラ感が増してキレイ!
直径20㎝程度のボール1つにつき、
レース糸1~1.5玉程度必要です

風船
今回センターは直径20㎝程度のものを3つ用意しました
入れたいライトのサイズに合わせて用意しましょう。
風船用の空気入れがあると便利です。

水溶性木工用ボンド(速乾不可)
直径20㎝程度のボール1個につき、
最低100g程度が必要です。
量は目安ですので、必要個数分より多めに
用意することをおすすめします。


ボンドと同量程度

LEDライト
ここではペンダントライト型、
スタンド型(ろうそく型)、
イルミネーション用を用意しました。
ペンダント型とスタンド型は
100円均一ショップなどで売っています。

型紙(任意)
夢泡内に入れるライトの直径サイズが
3㎝以上の場合には、用意した方がよいです。 コピー用紙などで、直径に合わせた〇型の紙を切り抜き、
風船にぴったり貼り付けます。

ボンド薄める用の容器&かくはん棒
小さいバケツや牛乳パックなど
レース糸が1巻丸ごと入るサイズをご用意ください。
かくはん棒は、プラスチックのヘラ、
もしくは使い捨ての割りばしなどでOK

刷毛(任意)
ボンドを塗りつけるために使います。

養生&乾燥用にあると便利なもの
新聞紙やブルーシートで、作業場周りへの
ボンドの飛び散りを養生しましょう。
食品などの大きめの発砲トレーや工作バットがあると、
夢泡の乾燥に便利です。

先のまるい鉛筆
風船と夢泡をはがす時に使います。
はがす途中で風船を割らないように、
先が丸いもので。

はさみ
風船を割るのに使います。

ピンセット(任意)
あれば、風船を取り出すときに便利です。

作り方


工程① 

風船を作りたい夢泡の大きさに膨らませて、
口をしっかり縛ります。
ペンダントライトなど大きなライトを入れる場合は、
入れるライトの大きさの分(今回は直径5㎝)の
丸い型紙を風船に貼っておきましょう。



工程②

接着用のボンド液を作ります。
※液はボール1個分ずつ作る方がいいです

木工用ボンドをヘラで3~4杯(小サイズ50g入り2本分ほど)を
バケツなどレース糸が一巻まるごと入る耐水容器に移し、
同量の水(目安)で薄めます。
ヘラなどでかき混ぜて塊をつぶし、
とろとろの生クリーム程度にします。






工程③

風船にレース糸を巻き付けていきます。

レース糸を丸ごとボンド液に漬けこんで、
はじめに、糸の端を風船の絞り口に結んでおきます。(固定のため)

ボンド液を指で軽くしごきながら風船に巻き付けていきます。

ライトの入れ口用の型紙を貼っている部分は、
その部分に糸がかからないように巻き付けていきます。

最初は滑って巻きにくいですが、
糸が重なるとだんだん滑らなくなってくるので、
いろんな方向に巻きながら、バランスよく!

巻き終わりの糸の最後は、巻いてある糸の下に押し込みます。

【ポイント】 巻き終わってから、ボンドがゆるくて
糸が風船から浮いている感じがするときは、
糸と糸の交差部分に刷毛などで(無ければ手で)
ボンド液の残りを塗り足すといいでしょう。


作業する場所がボンドだらけになるので、
ブルーシートや大きなバットなどの
水をはじくものの上が作業しやすいです。



工程④

丸1日しっかり乾燥させます。
置いた場所にくっつかないよう、
バットや発泡トレーなどの上で乾かすことをおすすめします。
新聞紙の上で直接乾かすと、
夢泡とくっついてしまうので注意しましょう。

さわるとピキピキという音がするようになったら、
先のまるい鉛筆などを、ボールと風船の隙間に差し込み、
少しずつ、風船を割らないようにはがしていきます。

       




工程⑤

完全にはがしてから、中の風船を割って、
隙間から取り出します。

※風船を割るのが怖い人は、ピンセットで風船をつまんで伸ばしたところに、
小さい穴をあけると、大きな音が鳴りませんのでおすすめです。





























工程⑥

無事に夢泡が完成したら、LEDライトをボールとセットしましょう。
※白熱電球・蛍光灯など、熱を帯びるものは夢泡が燃えてしまう危険性があります。決して使用しないでください。

①ペンダントライト
型紙で作った入れ口からライトを差し入れ、
糸の残りを、入れ口で周りの網目に「星形を描く」ように通しながら
ライトと首との隙間を埋め、
木工用ボンド原液でライトの首と糸の接点を固定し、丸一日乾かします。



②スタンドライト
夢泡の2㎝程度の隙間がある部分に、
ライトのろうそく型の部分を差し込みます。
ボールはやや小さめのものがバランスを取りやすいです。
ろうそくの台座の受け部分に、 牛乳パックなどの厚紙で支え(写真参照)
を作ってあげると安定します。



③イルミネーションライト
夢泡の2cm程度の隙間がある部分に、
イルミネーションライト1本分(ここでは前兆8m程度のもの)
すべて入れます。
入れ口を、残りの糸でふさいで固定すると
ぶら下げることもできます。


      




工程⑦(完成)

完成!
 灯りを点けてみました♪

      


クリスマスに向けてアドベントカレンダーを作ろう

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