「ポケットにライ麦を」を読んで英国風スコーンをつくって、クリームティーを愉しみました!

もくじ
●  読んだ本について
▼ 「ポケットにライ麦を」について / ▼ この本を選んだ理由 / ▼  感想

● 今回のアクション!~英国風スコーンをつくって、クリームティーを愉しみました!~
▼ このアクションにした理由は? / ▼ 準備物 / ▼ 作り方  / ▼ 感想

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今回の記事を書いた人について

読んだ本について




『ポケットにライ麦を〔新訳版〕』

著者 / アガサ・クリスティー
訳 / 山本 やよい  版元:ハヤカワ文庫
ISBN:978-4151310409
      

「ポケットにライ麦を」について

 ミステリーの女王と呼ばれる英国人作家 アガサ・クリスティーの作品。
投資信託会社の社長が、ライ麦をポケットに詰められた状態の死体で発見されます。その 事件を皮切りに、マザーグースの数え歌になぞられて、第2、第3の殺人事件が起こりま す。最後には、思いもよらぬ犯人が浮き彫りに・・・。ミス・マープルシリーズの中でも人 気作品のひとつです。


この本を選んだ理由

 ステイホーム期間中に本などを整理する中で、アガサ・クリスティーの文庫本を発見。再度、読み返してみようと思ったのがきっかけです。ちなみに断捨離は継続中(笑)。謎解きで気持ちをスッキリさせたい、海外旅行にもなかなか行けず、気分だけでも英国の生活に触れてみたいとの思いからこの本を選びました。


「ポケットにライ麦を」感想


海外の作品によっては、相関図をメモしながら読むこともあるのですが、この作品は、登場人物もそれほど多くなく、人間関係も複雑ではないので、イマジネーションがわきやすい作品です。また、主人公であるいつも穏やかなおばあさん探偵 ミス・マーブルが、自身が行儀作法を教えたメイドが無残な姿で殺されたと聞かされて怒りに駆られる場面や、最後にはほろりと涙を誘う場面もあり、感情移入しやすく人間味溢れる作品なので、海外の作品が苦手な方にもぜひ、読んでいただきたい一冊です。




英国風スコーンをつくって、クリームティーを愉しみました!

※クリームティーとは、スコーンと紅茶のセットのことで、アフタヌーンティーの一種。
クロテッドクリーム(英国デボンシャー地方に伝わる伝統的なクリーム)とストロベリー ジャムが添えられていることが多いです。

このアクションにした理由は?

スコーンを手作りし、自宅で英国風のティータイムを楽しんで、英国の暮らしに少しでも触れたいと思い、挑戦しました。

準備物




スコーンの材料
・スコーンミックス 200g
  ・無塩バター  60g
  ・卵  Mサイズ 1個
  ・牛乳 大さじ1(15g)

クロテッドクリーム風クリームの材料
  ・脂肪分が高めの生クリーム 1パック
  ・フタつきの空き瓶(約300ml)

【スコーンの作り方】




①スコーンミックスに常温に戻したバターを加え、粉チーズ状態になるように手で擦り合わせながら、混ぜます。



②別の器に卵を溶いて牛乳を加えて混ぜて、手順1.のボールに少しずつ入れながら、 ゴムベラなどで混ぜます。



③ 手順2.をひと固まりにしてラップで包んで、冷蔵庫で1時間程度寝かす。



④寝かした生地を1/2に折りたたんで綿棒で伸ばす作業を何回か繰り返し、約2.5cm の厚さに伸ばして、型で抜きます。



⑤オーブンの皿にクッキングペーパーを敷いて、型で抜いた生地を並べて、表面に 牛乳(分量外)を薄く塗ります。



⑥200℃にオーブンを予熱し、15分ほど焼いて出来あがり。


【クロテッドクリーム風クリームの作り方】




①空き瓶に生クリームを入れて蓋をします

②3分間ほど、シェイクします ※シェイクし過ぎると、固くなるので注意。



③ ある程度、固くなったら出来あがり。


感想

  

外出自粛の要請が続くなか、読書やお菓子作り、テーブルコーディネートを考えることで、自宅でも英国の気分を少し味わうことができ、良い気分転換になりました。コロナが終息すれば、約20年ぶりに英国旅行に行って、湖水地方を散歩したり、ロンドンの大英博物館で1日ゆっくり過ごしてみたいという夢もありますが、なかなか実現しそうにないので、まずは京都にある英国田舎風カフェにドライブに行って、英国の雰囲気を少しでも感じてみたいと思います。


今回の記事を書いた人について




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菅原生涯学習市民センター スタッフK