「受け継ぎごと」を読んでアクションしてみた

読んだ本について

	・	「受け継ぎごと」 著者　/　村上萌・村上桃代 サンマーク出版 ISBN-10 : 4763138243 ISBN-13 : 978-4763138248

「受け継ぎごと」本の内容

それぞれの家の何となくの決まり事があったり 　四季折々の楽しみ方があったり 　定番の料理があったり 　育った家の色んな楽しみ方 　しなくても良いけど、すると楽しくなる毎日になるかもしれない 　そんなこんなが散りばめられた本です

この本を選んだ理由

私の両親と同居した約15年 　母の料理を食べるたびにママと同じ味！と笑う子供たち 　（私が真似ているのだよ） 　料理だけでなく日常のあらゆる場面で 　自然と母に習った事を子供たちに伝えているのだと感じていたので 　題名に惹かれました。

「受け継ぎごと」感想

「そうそう」と思う事と 　「私とは違うな」と思う事と 　「それいただき」と思う事があり 　私の日常世界観はまた新たな部分が広がったように思います。 　父の闘病を機に母の頭の中は俗に言うあの有名な消しゴムで消されていき 　今では私たちのこともすっかりわからなくなりましたが 　何気ない日常生活の中でふとした時 　母から受け継いでるなぁと思う事柄にハッとすることも多く 　生き生きと家事や日々の出来事を楽しんでいた母を嬉しく思いながら 　まだまだ教えて欲しかった事があるのに 　もう叶わない事実に悲しくもなります。 　私が母から少し受け継いだ事を私の子供達もほんの少しでも受け継いで　 　アレンジして毎日を楽しんでくれたら良いなと思います。 　（あ！なんか悲しく書いてますが母は元気です）

アクションしてみた

	・	・誕生日のご飯はリクエストにこたえる 娘と息子の誕生日は4月なので何が食べたいか聞いてみたところ 娘は油淋鶏、息子はトンカツでした・・（油モン食卓） またケーキはミカンとパイナップルの乗ったヨーグルトケーキを作りました。 このヨーグルトケーキは私が母に作ってもらっていたのと同じものです。 ・雑巾は捨てる前最後に家の外拭き（ポストや自転車）に使う 外の物を拭くという事になかなか目がいかないのですが この読書アクションのおかげで久しぶりに拭きました 拭いてもすぐに汚れるのですが、拭くと綺麗になるので（当たり前） 気持ちが上がります 本当はもっとボロボロタオルがあったのですが ちょっと見えを張り少しマシなのを選びました ・家はオープンに（基本いつでも誰でもどうぞ） ・家族でのゲームは本気で（泣いても容赦しない） ・習い事のお月謝は新札で用意する （新札両替のおすすめはＪＡ） ・季節の旬のものを食べる （今月竹の子ご飯3回炊いた。豆ごはんも炊く！）

感想

普段している事なので目から鱗が！！とか 　気持ちに変化が！！とかもなく、もちろん 　さようなら昨日までの私・・ 　こんにちは今日からの私・・ 　と、新しい自分に出会えたわけでもないけども 　こうして私の日常は過ぎてきたし 　これからもこうして過ぎていけば嬉しく思います。

今回の記事を書いた人について

	・	御殿山美術センター　スタッフT