「しろうさぎとりんごの木」を読んで
<悪魔のコンポート>を作ってみた!

もくじ
●  読んだ本について
▼ 「しろうさぎとりんごの木」の内容について / ▼ この本を選んだ理由

● 今回のアクション!~<悪魔のコンポート>を作ってみた!~
▼ このアクションにした理由は? / ▼ 作り方  / ▼ 感想

● 
今回の記事を書いた人について

読んだ本について




「しろうさぎとりんごの木」

石井睦美・作
酒井駒子・絵
文溪堂
ISBN:9784799900130

「しろうさぎとりんごの木」の内容について

 小さなうさぎの女の子「しろうさぎ」と、やさしいおとうさんおかあさんとのなにげない、けれど幸せな生活のできごとを描いた絵本です。


この本を選んだ理由

 姪が小さかった頃、彼女にプレゼントするための絵本を探していて出会った本です。
お話に出てくるおかあさんのように、ぬいぐるみやお菓子を作ったら楽しいかもと思って選んだのを思い出して、今回のアクションにすることにしました。 。




「しろうさぎとりんごの木」感想


とにかく、酒井駒子さんの描くしろうさぎちゃんがとても愛らしいのです!
 絵本のうさぎさんらしくワンピースを着て擬人化されていますが、顔はリアルなうさぎ。
私はうさぎを飼っていたことがあるのですが、本物のうさぎを見ていてかわいいと思う表情が、しろうさぎちゃんの表情によくとらえられています。そこに人間の小さな子供のかわいいしぐさもミックスされて、たまらなくかわいい。絵を見ているだけで心が和みます。
 ちいさなしろうさぎちゃんがおかあさんに愛情深く育てられていることが伝わってきます。しろうさぎちゃんのように、大人に大切にされていることこそが子供には一番幸せなことなんだろうな、と思いました。


<悪魔のコンポート>を作ってみた!

このアクションにした理由は?

お話の中にりんごのコンポートが出てきます。
 ちょうどりんごがおいしい季節でもあるので、コンポートを作ってみようと思いました。

<悪魔のコンポート>を作ってみた!手順




材料をそろえて。



まずりんごを砂糖と水で煮ます。
(お菓子を作ってると砂糖の量に驚き、「こ、こんなに入れていいのか…?」とおびえませんか?)



熱湯で戻した干しブドウを混ぜます。



アーモンドプードル、スキムミルク、コンデンスミルク(練乳)を混ぜてクリームを作ります。
(練乳のチューブ一本使い切り。ここでも罪悪感に手が震えましたがレシピに忠実にしました)



クリームをりんごの上に乗せてスライスアーモンドをトッピングしてオーブンへ。

途中で取り出してツヤ出しのための水で溶いた卵黄をハケでぬり、再びオーブンへ。



出来上がり。



絵本に出てくるくろうさぎのぬいぐるみと一緒に。このぬいぐるみも黒のフリースを使って作りました。
しかし、なぜ<悪魔のコンポート>という名前なんでしょうね?
普通のコンポートはリンゴを砂糖で煮ただけのものを言うので、それよりカロリーがやばいから悪魔のコンポートなのでしょうか?
練乳一本使ったクリーム部分がカリカリと甘く甘酸っぱいりんごとマッチして美味しいです。
「バニラアイスを添えたらもっとおいしいかも」という悪魔のささやきが聞こえてきます。


感想

食べきれずに柔らかくなってしまったりんごもコンポートにすれば美味しく食べられます。
 小さなお子さんと絵本を読んだ後、一緒に作って食べて<しろうさぎちゃんごっこ>するのも楽しいおうち時間になるかもしれませんね。

今回の記事を書いた人について

                                                                                                                                                                                                                                

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御殿山美術センター スタッフA