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2018年度 第7期所蔵品展「御殿山の現代アート」展

「御殿山の現代アート」ガラスケース

開催日 2/1(金)~2/24(日)
会 場 御殿山生涯学習美術センター 1階
内 容 今年最初の所蔵品展「御殿山の現代アート展」を開催します。昨年11月、神戸の現代美術家の堀尾貞治(ほりおさだはる)氏が逝去されました。堀尾氏は1939年神戸市に生まれ、66年に吉原治郎(よしはらじろう)率いる前衛美術集団「具体美術協会(具体)」の会員となり、72年の解散まで「具体」で活躍されました。阪神淡路大震災の震災風景を描いた作品でも知られています。また2000年度に開催した当センターの企画展示会「アトリエ美術館Vol.4」で、作品展示とワークショップを行っていただいた経緯があります。
今回は堀尾氏の追悼の意を込めて、所蔵する堀尾氏の「あたりまえのこと『直線の輪郭』」を展示します。併せて、堀尾氏と同時代を生きた現代美術家たちの平面、立体、写真などの作品も展示します。戦後それまでのキュビズムやドイツ表現主義などを基にした抽象表現主義、シンプルな色と形で表現するミニマルアート、コンセプトを最も重要視するコンセプチュアルアートといった世界的な新しい美術の動向を受け、日本でも従来の絵画や彫刻の概念に捉われない自由な発想のもとで芸術家それぞれに多様な創作活動を展開しました。当センターで所蔵する現代アートの作品に触れ、アートとは何かを考える場となれば幸いです。

【展示作品】
堀尾貞治「あたりまえのこと『直線の輪郭』」、堀尾一郎「聖ヨハネの伝説」、
東松照明「爆風により崩壊した浦上天主堂」、床ヌブリ「イレシュ・サポ」、
菅井汲「V-12」、スニティ・ジバン・チャクマ「無題」、
戸口ツトム「出会いの場所」、浅野竹二「桃色の渦」
※順不同・いずれも当館所蔵

【壁面展示】

「御殿山の現代アート」壁面展示

お問い合わせ

050-7102-3135

開館時間:午前9時~午後9時まで(日曜、祝日は午後5時まで)
休館日:毎月第4月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始。